“どもり”をコントロールする方法
どうも、リュウです。
今回のテーマは、
「“どもり”をコントロールする方法」です。
まず、具体的にどんな状況において
“どもり”が出てしまうのかを見てみましょう。
それは、
人前で話す時です。
僕は、吃音を「対人専用の症状」
と定義しているのですが、
これは吃音のことを知り尽くしている
人達の中でも常識的な考えだったりします。
対人専用というのが、ミソです。
つまりここに、「吃音(どもり)克服のために一人で
音読練習をする」というトレーニングに
対する危うさのロジックが隠されているのです。
簡単に言うと、対人専用の症状なので、
一人で発声練習をするなどの
「上手く喋れるようになるトレーニング」は
ほぼほぼ効果がないということです。
残酷ですよね。
僕も昔はそんなことやっていました。
本の内容を、なるべく腹から声を出して
音読するというトレーニングを
していた経験があるのですが、
やっぱり目立った効果はなかったです・・・。
なので、そういうことは今からやめましょう!
もうやってはダメです。
代わりに、これからあなたがするべきことを
僕がお伝えしますね。
それは、
どもりを告白することです。
『お、お・・・、ごめん、今どもった!』
『俺って実は結構どもるんだよね』
『ごめん、今なんか上手く喋れないや!』
というように。
これは、カミングアウトすることによって、
張り詰めた気を緩める作戦です。
吃音者の方はどうしても肩肘を張ってしまうので、
なんとかしてでも肩の力をほぐす必要があります。
とにかく、開き直ることが大切です!
無理に言えとは言いませんが、
なるべくカミングアウト
していくように意識していきましょう。
どもりっていうのは、
結構自分の思い込みだったりします。
『自分はどもる人間だ!』ということを、
これまでの経験則で学んでしまった、
いわゆる負の思い込みです。
あなた以外の誰も、
そんな些細なこと気にしていません。
『あ、こいつどもったな』程度です。
どもりも立派なあなたの個性です。
何が悪いのですか?
どもっても大丈夫です。
堂々としていきましょう。
マインドとは、日々の小さな積み重ねですから、
できる限り、意識していきましょう!
はい。
今回は、
どもりをカミングアウトすることによって
肩の力をほぐし、
どもることは恥ずかしいことだという
思い込みを捨てることによって、
結果的にどもりをコントロールする方法を
お伝えしました。
では、今回もありがとうございました。