吃音(どもり)との接し方を変えたら周りからの評価も変わった話

f:id:architect5986:20191005185611j:image

どうも、リュウです。

 

今回のテーマは

「吃音との接し方改善!」です。

 

 

僕は幼少期から吃音に悩んでいました。
20数年ほど悩み続けていました。

 

 

もっとも苦しかったのは

高校生のころでして、
毎日が本当に辛かった・・・。

 

 

それからとある日、ついに僕にも

「運命の出会い」があって、

 

幸運にも吃音のことを

よく知ることができたワケで。

 

f:id:architect5986:20191005190208j:image

 

その出会い以降からは、

吃音が大分軽くなりました。

 

 

なぜ変われたのかと言うと、

 

吃音との接し方・向き合い方を

変えられたから

 

ですね。

 

 

大げさですけど、世界が変わりました。


それまでの僕は、割と本気で

『俺、一生このままなんかな・・・』

って思っていました。

 

今だからこそ、当時を振り返ると、

本当に視野が狭かったなーと思えます。

 

f:id:architect5986:20191005190501j:image

 

本の朗読練習も、
発声練習も、
ゆっくり言う練習も、

 

どれもこれも、「吃音を直すこと」を

前提にしてたからこそ、

ダメだったんです。


吃音の波にも振り回されますしね。

 

 

先ほど、世界が変わったと

表現しましたけれども、

 

それくらい吃音との接し方を

変えるって大事です。

 

 

どれくらい重要なのかというと、

周りからの反応や評価が

明らかに変わるほどです。

 

f:id:architect5986:20191005191703j:image

 

ちょっと前に、高校生時代の

クラスメイトの人達と偶然会ったんですが、

 

僕の顔は覚えていてくれていたのに

まるで別人みたいだと言っていました。

 

 

『めっちゃ喋るやん』
『ハキハキ喋るようになってんなぁ』
『お前ホントにリュウか?笑』

という反応でした笑。

 

 

ソイツに、以前の僕の印象を聞いてみると・・・

 

『弱々しかった笑』

 

って言われまして。
(やかましいわ!笑)

 

 

でも不思議と、今の僕は以前の

自分のことをあまり覚えていないのです。

 

どういう感じだったか、

どのようなしゃべり方だったのか、

どのような振る舞いだったのか・・・。

 


あんまり覚えていないんです。

 

 

当時過ごした記憶はありますけど、

それとこれとはまた別みたいです。

 

 

案外、当時の自分なんて

意外と覚えていないのかもしれません。

 


他の人から言われて初めて、

『自分って、こう思われていたのか!?』

って気づくことって、ありますよね。

 

まあ、そんな感じです。

 

 

僕はまだ完全に吃音を

乗り越えてはいないけれど、

 


吃音を完全に克服するって、

こういう感覚なのかもしれないと

感じる出来事でした。

 

 

しゃべり方、
考え方、
振る舞い方・・・

 

 

結局吃音って、こういうことなってきます。
吃音の問題は、吃音だけじゃない。

 

 

吃音は、あくまでそうなってしまった

「結果」であり、

 

それ自体が根本的な原因ではありません。

 

 

上で言った3つのことは、

今からでも意識できますし、

 

毎日積み重ねていけば、

自ずと自分は変わってきます。

 

 

そのために今できることは

具体的に何なのか、

というと、

 

自分のペースを乱さないことです。

 

 

「喋ろう」と

意識しすぎないこと


無理に気の利いたことを

言おうとしないこと


今上手く言えないだけと

割り切る


別のことに意識を向け、

吃音には意識を向けないこと

 

ですね。

 

 

会話とは、いかにして

自分のペースを守るかのゲームです。

 


どもって何が悪いんだくらいの

感覚で構えましょう。

 

 

それでは、今回もありがとうございました。